高度成長期にベッドタウンとして形成された東京・多摩。都心の労働力を確保するため、宅地開発が進み、地方から多くの人が東京の郊外に移り住んできました。時代は移り変わり、昭和から平成、そして令和へ。社会環境の変化と共に、住むという単一機能しか持たなかった郊外は、持続可能なまちへと進化するべく、そのあり方が問われています。
たとえば、郊外には豊かな緑があります。住まいの近くに農地があり、新鮮な野菜がすぐ手に入ります。子どもから高齢者までが楽しめるテニスコートやサッカーができる公園があり、大学をはじめ教育機関や研究施設も数多くあります。そして、都心で働くプロフェッショナル人材の宝庫でもあります。
“Here”は、都会でも田舎でもない「ちょうどいい郊外」において、地域の素材を活かしながら、次世代につづくアイデアを育て、事業を創出するためのプラットフォームです。